ドジャース、元ドラ１逸材ミラーがメジャー昇格即先発 ２３年１１勝 前夜先発ナックがマイナー行き
「ドジャース－ロッキーズ」（１６日、ロサンゼルス）
大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の３投手が所属するドジャースが、３Ａオクラホマからボビー・ミラー投手のメジャー昇格とこの日の先発登板を発表した。ミラーに代わって前日のロッキーズ戦に先発し五回途中２失点だったランドン・ナック投手が３Ａに降格された。
ミラーは２０年ドラフト１巡目でドジャースに入団した逸材。メジャー１年目の２３年に１１勝４敗、防御率３・７６の好成績を残し、さらなる飛躍を期待されたが、昨季はけがや不振でメジャーに定着できず、１３登板、２勝４敗、防御率８・５２に終わった。
今季はメジャー開幕ローテ入りを目指してキャンプに参加したが、オープン戦初登板となった２月２０日のカブス戦でライナー性の打球が頭部を直撃して緊急降板。その後は実戦のマウンドに立つことなく、マイナー降格が決まった。
３Ａでは３登板（２先発）で０勝１敗、防御率２・２５．被打率を・１４６に抑える一方で１２イニングを投げて奪三振１１、与四球１１を記録するなど、制球に安定感を欠いている。
