メッツ・千賀 7回0封で今季2勝目 本人も手応え「不安がちょっとずつ取れている」

 「アスレチックス0-8メッツ」(13日、サクラメント)

 メッツ・千賀滉大投手(32)はテンポ良く今季最長の7回を投げ、4安打無失点、4奪三振の好投で2勝目を挙げた。今季から取り組むシンカーが要所でさえ、味方の好守にも救われた。右肩の故障などに苦しんだ昨季からの復活を期し「不安がちょっとずつ取れているのが一番大きい」と手応えを口にした。

 立ち上がりの初回、先頭に二塁打を許したが、後続を打ち取って波に乗った。79球で無失点。七回にはこの日最速の約157キロで三振を奪った。

 メジャー1年目の2023年はフォークを武器に12勝を挙げたが、昨季はレギュラーシーズンの登板が1試合にとどまり、プレーオフでも不本意な結果に終わった。

 今季は過去2度の登板でともに5回まで。3度目の先発で23年以来となる7回を投げきり、着実に前進している。

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