山本由伸 サイ・ヤング賞に「すごく興味あります」MLB奪三振王、防御率はリーグ4位 2年目の進化の理由も明かす

 「ドジャース3-0カブス」(11日、ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手は6回2安打無失点、9奪三振の快投で開幕戦以来の2勝目を手にした。MLB奪三振王に立ち、防御率もリーグ4位。最高の投手に与えられるサイ・ヤング賞について問われると「日本人で誰もとったことがないのですごく興味があります」と力を込めた。

 昨季との違いにあげたのは「スプリット」だ。「去年もスプリットがあったんですけど、決めきれず、カウントが悪くなって仕方なくストレートが多かった。今年はコントロールして投げられている」と山本。初回から三振を量産し、四回2死三塁のピンチでもスプリットで空振り三振に仕留めると、マウンドで雄たけびをあげた。「守備にも助けられたし、先制されないように頑張りました」と言う。

 今季最多となる103球で6回を投げきり「球数は多かったけど、疲労感が残りすぎず。いい力感で投げられたと思います」と山本。2戦連続のクオリティースタートとなり「いいカウントで勝負できていた。いろんな選択肢があった。どの変化球もコントロールできようになっている」と振り返る。

 MLB奪三振王、防御率もリーグで4位、全体で6位とサイ・ヤング賞が視界に入る滑り出しとなった今季。「今まで日本人がとったことがない賞なので、すごく興味ありますし、1試合、1試合、ベストのパフォーマンスを出すことが数字につながるので頑張りたい」と力を込めていた。

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