3A藤浪晋太郎、2日ぶり登板は粘投1回無失点 制球難 2奪三振から2四死球と暴投でピンチ背負う 最速157キロ

 藤浪晋太郎(提供・共同通信社)
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 「レイニアーズ1-7エーシズ」(1日、レノ)

 マリナーズ傘下3Aタコマ・レイニアーズの藤浪晋太郎投手が6番手で0-7の八回から登板し、1回無安打無失点だった。26球を投げてストライク12球、ボール14球。最速157キロの直球とスプリットのコンビネーションで2三振を奪う一方で2四死球と暴投でピンチを拡大し、課題を残す投球内容だった。

 シーズン初登板だった3月30日は1回1失点。暴投で勝ち越し点を献上する後味の悪い投球内容だった。中1日で臨んだ今季2度目のマウンドは球がばらつき、先頭打者に対し、いきなり3球連続ボールとなったが、見逃しストライクとファウルでフルカウントに持ち込み、最後は外角低めにボールになる145キロスプリットで空振り三振に仕留めた。

 次打者にはカウント2-2から低めいっぱいのスプリットで見逃し三振。打者がチャレンジ権を行使したが、判定は覆らなかった。

 2者連続三振。三者凡退で2年ぶりメジャー昇格に向けてアピールしたいところだったが、3人目の左打者には3ボールから見逃しストライクとファウルでフルカウントにした後の6球目、外角低めの145キロスプリットを見送られて四球。続く右打者にもボールが先行し、カウント3-1からの5球目スプリットが抜けて左手を直撃する死球になった。

 さらに5人目の右打者への初球、156キロ直球を引っ掛けてしまい暴投にする。2死二、三塁とピンチを広げたが、最後はカウント1-1からスプリットで三ゴロに打ち取り、無失点に抑えたが、2登板連続で後味の悪い投球内容だった。

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