カブス 阪神の公式練習をズラリ並んでチェック 今永&鈴木も驚き「みんな朝から準備してた」意識の高さ伺わせたワンシーン
カブス、ドジャースと親善試合を戦う阪神の公式練習が14日、東京ドームで行われ、藤川監督がカブス関係者と記念撮影を行った。中でも目を引いたのは三塁ベンチ前ではカブスの選手たちが練習を見つめていたことだ。
カブスの公式練習は午後に予定されている中、阪神の練習が始まると三塁ベンチ前でズラリと並んでチェック。メジャーリーガーの意識の高さをうかがわせたワンシーンだ。
前日にはレセプションパーティーが行われ、チームは日本の雰囲気を楽しんだ。選手はカブスの特注法被を羽織り、奥さま達はきれいな和装姿で神田明神を訪れた。
その翌日、すでに戦闘モードに変わっていた。今永は「本当に彼らの素晴らしいところっていうのは、昨日の楽しむ場はすごい楽しんで。きょう球場入るときかはもうみんな朝から準備をしていました」と明かし、鈴木も「昨日まではすごく楽しむものだったんですけど、さっき球場で見たら顔が引き締まっていた」と証言する。
藤川監督は阪神時代の12年オフに海外FA権を行使してカブスに移籍。2年間在籍しており、当時の関係者らと旧交を温めていた。さらに今永が藤川監督を発見すると、駆け寄ってあいさつ。2人でハグをかわしていた。
カウンセル監督は日本球団との2試合について「素晴らしいことだと思っている。違うスタイルのチームと戦うことができるし、違うファンの前で試合をすることができる」と意欲的に語っていた。