ゲレロ、ブルージェイズへの最終要求額は「15年900億円以下」米メディアに契約延長交渉決裂の舞台裏明かす
米スポーツ専門局、ESPN電子版は6日(日本時間7日)、ブルージェイズとの契約延長交渉が決裂した若き主砲、ウラジーミル・ゲレロ内野手(25)が球団に対し、「15年」、「総額6億ドル(約900億円)以下」の条件を要求したと伝えた。
ゲレロがESPNによる単独インタビューの中で明かしたところによると、同内野手は昨オフにヤンキースからFAになり、メッツと合意したフアン・ソト外野手のメジャー史上最大規模の契約15年7億6500万ドル(約1147億5000万円)を引き合いに出し、「(総額は)ソトよりもかなり下。1億ドル(約150億円)以上低く、年数は同じ。最後に要求した金額は600(6億ドル=約900億円)には届いていなかった」と話したという。
19年にメジャーデビューしたゲレロは6年目の昨季、159試合に出場し、打率・323、30本塁打、103打点、OPS・940をマークし、4年連続で球宴にも選出された。メジャー通算成績は819試合、打率・288、160本塁打、507打点。21年は大谷(当時エンゼルス)らとキング争いを繰り広げ、48本塁打でタイトルを獲得している。
今季終了後にFAになる資格があるゲレロは、球団に対してキャンプインまでを期限とし、契約延長交渉を行ってきたが、合意には至らなかった。今オフ最大の目玉FA選手として大きな注目を集めることが確実視されている。





