センバツ出場32校「キャプテントーク」事前アンケートで横浜がV候補筆頭 阿部主将「相手を上回れるように」
第97回選抜高校野球大会(18日開幕・甲子園)の出場32校の主将による「キャプテントーク」が6日、大阪市内で行われた。事前アンケートでは、昨秋の明治神宮大会を制した横浜が11票で優勝候補筆頭に挙がった(最多は「自校」で13票)。
「間違いなく追われる立場になっているのは理解している。難しさはあるんですけど、自分たちにしか味わえないことだと意気に感じて、『打倒・横浜』で来る相手をさらに上回れるように」
視線が一身に集まる中、横浜の主将・阿部葉太外野手(2年)は泰然として決意を語った。キャプテントーク終了間際には、智弁和歌山の山田主将から“追い質問”が飛ぶほど各校が興味津々。注目度の高さを再確認し「一層、気を引き締めたい」と力を込めた。
エース左腕・奥村頼人(2年)と“スーパー1年生”右腕・織田翔希の両投手を擁する盤石の投手陣が中心。自身もプロ注目の強打者として「勝ちにつながる打撃を見せられたら」と意気込む。厳しいマークに屈せず、神宮王者の貫禄を示せるか-。運命の組み合わせ抽選会は7日午前9時から、大阪市内で行われる。