メッツ・千賀 上々2回無失点、オープン戦初登板を無難に「試したいことも試せた」

 「オープン戦、メッツ1-1マーリンズ」(3日、ポートセントルーシー)

 昨季は負傷に泣いたメッツの千賀がオープン戦に初登板し、先発で2回を2安打無失点と上々の結果だった。「まず、けがなく終えられて満足。いろいろ試したいことも試せた」と一息ついた。

 試合勘を取り戻すことと、スライダーの精度向上を主眼にマウンドへ上がった。最速96マイル(約154キロ)で球威のある直球を軸に追い込み、先頭のノービーら2人の右打者から切れのあるスライダーで三振を奪った。

 31球で2イニングを投げ終えると、そのままブルペンに足を運んだ。練習と試合で生じたフォームのずれを修正するために23球を投じ「試合の中で駄目だったところを反省して投げた。そういう部分をあと1カ月で直していきたい」と課題を挙げた。

 今キャンプでは体のケアに時間を費やし、開幕からのフル回転を期す。チームは先発陣に故障者が出ており、2023年に12勝を挙げた千賀への期待は高まるばかり。メンドサ監督は「多くの球種を使っていて、本当に良かった。球速も私たちが期待していた通り」と頼もしそうだった。

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