小笠原慎之介、米初登板1回8球無失点 痛烈二塁打浴びるも後続ピシャリ 日本勢OP戦初勝利 指揮官「知ってるとおり…」

 「オープン戦、ナショナルズ11-6メッツ」(23日、ウエストパームビーチ)

 中日からポスティングシステムを使ってナショナルズと2年契約を結んだ小笠原慎之介投手がオープン戦初登板。先発で1回を投げて1安打無失点だった。

 注目の米実戦デビュー。左腕は先頭テーラーに対し、1ボールから真ん中直球をフェンス前まで運ばれる中飛。続くアルバレスには初球カーブが低めに外れた後、外角高め直球で詰まらせて中飛。2死から3番、左打ちのウィンカーには初球外角低め直球を左翼線二塁打にされたが、4番デロスサントスをカウント1-1から外角変化球で遊ゴロに仕留め、無失点に抑えた。

 ナショナルズはその裏の攻撃で味方打線が一挙5点を奪うなどして快勝。小笠原が勝利投手になった。

 試合中に中継局のインタビューを受けたマルティネス監督は「良かった。私たちが知っているとおり、ストライクゾーンにしっかり投げていた。打者に振らせて早いカウントでアウトを取った。きょうはそれができていた」と、評価どおりの投球に満足感を漂わせた。

 小笠原は1月にナショナルズと2年350万ドル(約5億2500万円)で合意した。年俸は今季が150万ドル(約2億2500万円)で、来季は200万ドル(約3億円)。古巣の中日には70万ドル(約1億500万円)の譲渡金が支払われる。

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