佐々木朗希が初ブルペンで35球!バーンズ衝撃「あんな球見たことない」ロバーツ監督は開幕第2戦の先発を示唆「そこに向けていい調整ができれば」
「ドジャース春季キャンプ」(12日、グレンデール)
ドジャースの佐々木朗希投手が今キャンプ初めてブルペン入り。変化球を交えながら計35球、力強いボールを投じた。
隣にはサイ・ヤング賞を2度獲得した左腕のブレーク・スネルがいた。やや緊張した面持ちながら、丁寧に1球、1球、確認するように投げた佐々木。ダイナミックなフォームは健在で、多くの関係者が見守った。
ボールを受けたバーンズはスプリットについて「あんな球見たことない」と衝撃を受けた様子。ウォーミングアップでは山本と並んで言葉をかわしながら準備を進めるシーンもあった。
練習後の会見では「思ったよりも緊張してる」と率直な心境を明かした佐々木。初体験となるアリゾナが「思ったよりも寒かった」ため、ウォーミングアップが不十分だったという。「あまり状態はよくなかった」と本調子ではなかったが、ボールの強さは他の選手と比較しても劣らない。
前日にはキャッチボールで状態を確認していた佐々木。ロバーツ監督は練習前の会見で「第2戦に投げるかもしれないと言っていいと思う」と3月19日に行われる日本開幕シリーズの第2戦で先発することを示唆した。
育成過程にあることから慎重な姿勢を崩さなかったが、調整が順調に進めば開幕投手・山本、第2戦・佐々木と日本人投手が東京ドームを沸かせることになりそうだ。本人も「メジャーが日本で開幕することはなかなかないので、そこに向けていい調整ができれば」と力を込めていた。