ドジャースに新加入した佐々木朗希投手が１１日（日本時間１２日）、アリゾナ州グレンデールの球団キャンプ施設に入った。黒のスウェットに黒のキャップというシンプルなスタイル。前日にアリゾナ入りし、チームメートと顔を合わせた。

　関係者に会釈しながら笑みを浮かべた佐々木。午前中にはアイアトン通訳と一緒に施設を巡り、把握した。マイナー契約からのスタートとなったが、順調に調整が進めば３月１８、１９日に行われるカブスとの日本開幕戦で初登板を果たすことが濃厚となっている。

　ブルペン入りせず調整する予定となっており、チームの全体練習には姿を見せず。終了後、グラウンドに現れ入念なウオーミングアップとキャッチボールを行った。その際にはプライアー投手コーチら関係者１６人が見つめる異例の光景。状態を見て２日目に投球練習を行う予定になっているという。

　クラブハウスは大谷翔平、山本由伸と日本人３選手で並ぶ形になっており、報道陣に開放されると３人でコミュニケーションをとっていた。昨年もドジャースは大谷と山本のロッカーを隣同士にする配慮を見せており、１年目右腕が不安なくチームに入っていけるような措置がとられた。