大谷翔平 キャンプイン前に早くもフィーバー 自主練習にファン&報道陣100人集結
ドジャースの大谷翔平選手(30)が8日(日本時間9日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設で、投手復帰に向けたメニューを中心に汗を流した。6日連続での練習となったが、この日は休日の土曜日ということもあり、大谷を目当てにした多くのファンが集結。二刀流復活となるシーズンで、キャンプインを前に早くも大谷フィーバーだ。
まだ自主練習の段階でフェンス越しでしか見学できない状況であっても、練習風景の見える施設の外にはファンの一群ができていた。11日から始まるバッテリー組のキャンプを前に、集まったのが報道陣を含めて約100人というのは異例の数。そんな中で、大谷は精力的に動いた。バスケットボールのような大きなボールを壁にぶつけて肩慣らしをした後、約60メートルのキャッチボール。さらに、距離を縮めてからスタッフを座らせて22球を力強く投げた。
練習の合間には笑みがはじけ、独特な甲高い笑い声も。力を入れて投げる時は「エイ」という大きな声が、アリゾナの青空に響き渡るなど、調整は順調。キャッチボール後には、場所を移して体力強化メニューにも取り組んだ。
この日のアリゾナは、最高気温24度という暑さ。気温とともに、大谷もファンもヒートアップしてきた。昨年のキャンプでは、大谷が移動すればファンも大移動というフィーバーぶりだったが、今年もグレンデールが熱くなりそうだ。





