ドジャース・佐々木朗希「まずはメジャー契約を」「ベッツ選手にずっと『アイスを食べに行こう』と」【一問一答】

背番号11の姿を披露した佐々木朗希
 ドジャースの入団会見に臨んだ佐々木朗希
 ドジャースの入団会見に臨む佐々木(共同)
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 ロッテからポスティングシステムを利用し、ドジャースとマイナー契約で合意した佐々木朗希投手(23)が22日(日本時間23日)、本拠地ドジャースタジアムで入団会見を行った。背番号は「11」。開幕メジャーに意欲を燃やすとともに大谷翔平、山本由伸両投手が所属する昨季王者を選んだ経緯や、早期メジャー移籍希望の理由を明かした。一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -ドジャースを選んだ理由は。

 「どの球団もそれぞれ魅力があったんですけど、いろいろな話をした上で総合的にドジャースが一番良かったという判断です」

 -面談した各球団に自身の球速が低下したことについて、分析を課した「宿題」の意味は。

 「契約の条件にあまり差がないので、限られた時間の中でより具体的にチームの考えを理解したかったからです」

 -一番大きな挑戦は。

 「全てのことが初めての経験になりますし、NPBと違ったことが多いと思うんですけど、その前にまずはマイナー契約からのスタートなので厳しい競争を勝ち上がってメジャー契約を勝ち取れるように。まずはそこからと思っています」

 -山本と大谷が決断に与えた影響は。

 「今回の交渉では日本人が在籍しているかどうかは、決断する上で重要視はしていませんでした。ただ大谷選手も山本選手も素晴らしい選手ですし、それ以外にも素晴らしい選手がたくさんいますし、その人たちと一緒にプレーできるかもしれないという楽しみな気持ちがあります。そのステージに立てるように頑張りたいと思います」

 -ロサンゼルスは日系コミュニティーが発達している。

 「日本人が在籍しているかどうかは、決断する上で重要視していなかったんですけど、ただ日本人を迎え入れるというか、受け入れる環境があるかどうかは、日本人が在籍しているかよりも僕の中ではすごく大事だったかなと思います」

 -メジャーでプレーするために足りない面は。

 「僕の中では全部足りないと思っています。試合数は日本より多いと思うので、そこらへんの適応は一層頑張らないといけないと思っています」

 -右肘を痛めたことが早期メジャー移籍を希望した理由とインタビューで答えていた。

 「あと2年待てばという声も多く聞きますけど、その2年でどういった状態で迎えられるか保証もないですし、お金だったりより、この2年間を(MLBで)過ごす時間の方が自分にとって価値があると判断しました」

 -ケガの不安は。

 「日本で何度か小さい故障はしていて。それにチームの方針が関係するとは思っていませんし、自分自身でできること、改善できることはたくさんあると思うので。もちろん不安はありますけど、どうにかやっていくしかないと思っています」

 -ドジャースとの交渉でベッツ、スミス選手も同席していた。心に刺さる言葉や思い出は。

 「ベッツ選手にずっと『もしドジャースに入ったら、アリゾナキャンプでおいしいアイスを食べに行こう』と言われ続けていました」

 -この次の夢は。

 「まずはメジャー契約を。厳しい競争を勝ち上がってメジャーの舞台でプレーすることです」

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