佐々木朗希 自らロッテにも言及「球団関係者、ファンの皆さまに本当に感謝」ドジャース入団会見で

ドジャースの入団会見でロバーツ監督(右端)らと撮影に応じる佐々木朗希
記者会見場の電光掲示板に表示された入団を歓迎するメッセージ。奥左端は佐々木(共同)
ドジャースの入団記者会見をする佐々木(共同)
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 ドジャースとの契約が正式に発表された佐々木朗希投手(23)が22日(日本時間23日)、本拠ドジャースタジアムで入団会見を行った。

 濃紺のスーツにドジャーブルーのネクタイを着用。会見場のステージに、緊張の面持ちで姿を見せた。壇上ではまず背番号11のユニホームに袖を通し、記念撮影した。

 佐々木は冒頭、ロスの山火事被害に触れ、「ロサンゼルスの街全体が大変な時に、このようにたくさんの皆さまにお集まりいただきありがとうございます。会見を開いていただいたドジャースの皆さんに感謝いたします」と配慮。さらに挨拶の最後には古巣のロッテにも言及し、「最後になりますが、自分の挑戦を後押ししてくださった千葉ロッテマリーンズの関係者の皆さま、5年間応援してくださったファンの皆さまに本当に感謝しています」と頭を下げた。

 佐々木は争奪戦の末にドジャース入りを決めた理由について、「自分が選手として一番成長できる場所を純粋に選ぶことができる一生に一度のこの機会に、楽しみを噛みしめて1カ月間過ごしました。どの球団にも魅力を感じたので、ひとつだけを選ぶのは難しい決断でした」と葛藤があったと吐露。「いろいろな意見があるのは重々承知しています。ここにくるときめた以上、今は自分が出した結論がベストと信じて、自分のスタイルや目標を信じて、可能性を信じてくれる人のために前に進みたい」と語った。

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