オリックス前オーナー・宮内氏 イチロー氏の米殿堂入り祝福「深い敬意を表します」「若々しい姿が脳裏に浮かびます」

 米野球殿堂は21日(日本時間22日)、2025年の殿堂入り選手を発表し、通算3089安打などの記録を残したイチロー氏(51)が選出された。

 オリックスの前球団オーナーで現シニア・チェアマンの宮内義彦氏は祝福のコメントを発表。イチロー氏のプロ入り当初からメジャー挑戦も見届けた宮内氏は「イチロー氏がアメリカ野球殿堂入りの栄誉に輝かれましたことを心からお祝い申し上げます。日本人として初めてとなる殿堂入りは、イチロー氏がアメリカ野球界においていかに傑出した存在であったかを示す快挙です。思い起こせば、入団時の春季キャンプで初めて新人として紹介されたときの若々しい姿が脳裏に浮かびます」とコメントした。

 その上で「細身の体から芯でとらえた打球を次々と放っていたことが強く印象として残っています。日本で才能を開花しアメリカでその実力を比類なきまでに発揮されたイチロー氏の長年にわたるご努力とその実績に対し、惜しみない賛辞をお贈りするとともに深い敬意を表します。これからも野球界の発展のため、ますますのご活躍を期待しています」と語った。

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