大谷翔平 移籍後初1番も4打数無安打 5月初の出塁なしで首位打者から陥落 ビューラーが6回無失点で725日ぶり復活勝利

 「ドジャース4-0レッズ」(18日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手は移籍後初めて1番・DHで先発出場するも4打数無安打に終わった。打率・3497で首位打者の座をブルワーズのコントレラスに明け渡す形となった。

 この日は徹底した内角攻めに苦しめられた大谷。初回先頭の第1打席ではフルカウントまで勝負を持ち込むも、インハイのボールに詰まらされての三ゴロ。三回2死三塁の先制機でも内角に食い込む変化球を捉え損ね二ゴロに倒れていた。

 五回の第3打席でも内角低めの変化球を打って左飛。第4打席は投手が代わって迎えたが、外角の変化球に泳がされてしまい一ゴロに倒れた。1試合で出塁がなかったのは5月初めてで、4月28日のブルージェイズ戦以来、16試合ぶりだ。

 この日はベッツが今季初の休養でスタメン落ち。大谷、フリーマンら主力打者の打順が一つずつ繰り上がる形になった。打線は四回にパヘズのタイムリーなどで2点を先制した。五回にはフリーマンの適時打で追加点を奪い、八回にT・ヘルナンデスの一打でダメ押しした。

 投げては先発のビューラーが6回3安打無失点の好投で今季初勝利。22年8月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、復帰後3試合目にして725日ぶりの白星をつかんだ。チームも連勝で再び貯金を最多タイの15とし、ナ・リーグ西地区で2位・パドレスを7・5ゲーム差と突き放した。

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