ダルビッシュ 大谷斬り!初勝利は逃すも2度目の対決で3打数無安打2K

 「ドジャース3-6パドレス」(14日、ロサンゼルス)

 パドレスのダルビッシュ有投手(37)は5回4安打3失点と踏ん張ったが今季初勝利にはならなかった。

 ソウルでの開幕戦以来、2度目となった大谷の対決はダルビッシュに軍配が上がった。巧みな投球術で2三振を奪い、「個々の対決の楽しさを思い出させてくれる。すごくモチベーションを感じている」。勝負の妙を味わった爽快な表情を浮かべつつも、初勝利には届かなかった。

 一回は内角低めのカットボールで空振り三振。三回は3ボールから最終的に三飛に打ち取った。四回に3失点した後の五回は集中力を戻し、再びカットボールで空振り三振を奪った。

 日本勢最多の通算175本塁打に並んでいる大谷の新記録樹立に備えた記念球を使用しての対戦だった。「だからこそ、思い切り勝負したかった。もっと気持ちよくストライクゾーンにどんどんいきたかった」。反省はありつつも引き立て役になることは回避し、先輩の面目を保った。

 前日の試合前は山本も交え、3人で談笑した。元通訳の事件で激動の日々を過ごす大谷に「いろんなことが今はあると思うが、笑顔で前向きにやっているのを見ると自分も元気になる」と、年長者らしい言葉を寄せた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス