大谷翔平のMLB通算175号弾 キャッチした米ファンは記念球手に「これは僕のコレクションに」警備員に問われ保持を選択

 「ドジャース-パドレス」(12日、ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平選手が初回の第1打席で松井秀喜氏に並んでMLB日本人選手最多タイとなる通算175本塁打をマークした。今季4号ソロを左中間スタンドに打ち込み、金字塔に並んだ。

 初回1死の第1打席、外よりツーシームを完璧に捉えた打球はグングン伸びて左中間スタンドに突き刺さった。ゆっくりと打席から歩き出し、悠然とダイヤモンドを回った大谷。左中間スタンドで記念球をキャッチしたカマチョさんは「たくさんの手が出てきたけど、うまく捕ることができた」と大興奮。直後、警備員にボールをどうするかを問われ「キープすると答えました。1号はショウヘイがもらったので、これは僕のコレクションにします」と宣言した。

 一緒に観戦していた恋人のクリスタル・ベネガスさんは「この瞬間を待っていました。捕ったときは手が震えました」と興奮気味に語った。ただ2人とも日本人最多となる175本塁打の記念球とは把握しておらず、松井秀喜のことも知らなかった。

 この日、試合前には移籍1号をキャッチした女性ファンと面会し、サイン入りバットとボールをプレゼント。その後、にこやかに記念撮影を行う様子がファンページにアップされていた。

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