「戻すと思います」ドジャース・山本由伸が投球フォーム再変更へ 球種バレ防止でグラブ位置変更もデビュー戦1回5失点 オリ時代の同僚に明かす

 阪神、オリックスで活躍した能見篤史氏が28日、読売テレビの「す・またん!」に出演。メジャーデビュー戦で1回5失点と打ち込まれ、敗戦投手となったドジャース・山本由伸投手がオリックス時代の投球フォームに戻す見込みだと話した。

 オリックス時代に投手コーチも務めた能見氏は、前回登板後に「気になってることもあってメールをしました」と明かした。その上で、オープン戦中に球種が相手に読まれている可能性があるという理由から、セットポジションでの投球開始時のグラブの位置をオリックス時代の胸の高さの位置から、へその位置に変更していた投球フォームについて「ちょっとリズムが合っていないのかもしれませんね」と解説した。

 この指摘に山本からは「戻すと思います」と返信があったという。右腕はオリックス在籍時、能見氏が考える投球理論などに心酔。メジャー初登板の結果も芳しくなかったこともあり、投球フォームの再変更に踏み切る決断を下したのかもしれない。

 山本は韓国で開幕した21日のパドレスとの第2戦に先発したが、先頭打者に初球の直球を安打されるなどリズムをつかめず、武器のスプリットの制球も乱れて1回4安打2四死球5失点で敗戦投手となり、防御率は45・00。次回登板予定は日本時間31日のカージナルス戦となっている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス