ドジャース 球団オーナーのウォルター氏が異例の対応 第1戦後のクラブハウスで選手の前で説明か 会談した事実明らかに

 「ドジャース-パドレス」(21日、高尺スカイドーム)

 ドジャースは水原一平氏の解雇問題について、第1戦終了後にマーク・ウォルターオーナーがクラブハウスで選手たちを前に話をしたことが明らかになった。

 具体的な内容は不明ながら、球団のオーナーが選手たちの前で話をしたというのは、極めて異例の対応。それほど今回の騒動は大きな出来事として球団内部で捉えられている模様だ。

 この日、球団はデイリースポーツの取材に対し「ドジャースはメディアの報道を把握しており、現在、情報収集をしているところです。球団は水原一平通訳が解雇されたことを確認している。現時点でこれ以上のコメントは控えている」と返答した。

 球団は具体的な解雇理由は明らかにしていないが、米スポーツ専門局ESPN電子版などによると、水原氏が違法賭博で負った借金を返済するために大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億7500万円)を送金。同選手の弁護士から「巨額の窃盗」として告発されたなどと報じている。

 現在、ドジャースは韓国で開幕シリーズを戦っており、水原氏も夫人とともにチームに帯同。16日に行われた大谷、ベッツ、フリーマンの3選手による合同記者会見では3選手の通訳をこなし、前日の開幕戦では試合後のクラブハウスで日米報道陣の取材に応じた大谷をサポートしていた。

 水原氏は大谷が13年に入団した日本ハムで外国人選手の通訳を務めた後、18年に同選手のメジャー移籍に合わせて一緒に渡米。昨オフには10年7億ドル(当時の為替レートで約1015億円)のメガ契約を結んだ同選手とともにドジャースへ移籍した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス