藤浪晋太郎 メッツ移籍後初登板で三者凡退デビュー「無事に終えることができてホッと」変化球主体で丁寧な投球
「オープン戦、メッツ３－１ナショナルズ」（７日、ポートセントルーシー）
メッツの藤浪晋太郎投手が七回に５番手としてオープン戦初登板。移籍後初マウンドとなったが１回を三者凡退に抑え、中継局のインタビューで「無事に（登板を）終える事ができてホッとしています」と安堵の色をにじませた。
ビザの取得のためキャンプ中に一時帰国していた右腕。この日が初の実戦マウンドとなったが、メジャー２年目を迎え安定感が際立っていた。先頭を低めのスプリットで遊ゴロに仕留めると、次打者はボールが先行したが、外角の９５マイルを打たせて左飛に打ち取った。
２死から迎えたヤングには２球で追い込み、低めにスプリットを集めた。最後も内角低めのスプリットで二ゴロに仕留め、悠然とマウンドを降りた。メジャー２年目は幸先のいい船出となった。
