ベッツ、大谷、フリーマンのMVPトリオが計5安打4打点5得点 本領発揮のドジャース1、2、3番に全米驚愕

 ロッキーズ戦の1回、後続の犠飛でタッチアップし、本塁に滑り込むドジャース・大谷(共同)
 ロッキーズ戦の3回に代走と交代し、ベンチで迎えられるドジャース・大谷(共同)
 ロッキーズ戦の3回、右前適時打を放つドジャース・大谷(共同)
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 「オープン戦、ドジャース7-4ロッキーズ」(3日、グレンデール)

 大谷翔平投手が「2番・指名打者」で出場し、適時三塁打を含む3打数3安打2打点だった。三回に代走が送られ、交代した。この日も打順は「1番・二塁」でムーキー・ベッツ、大谷、「3番・一塁」のフレディ・フリーマンの順で、3人で計5安打5得点4打点。1、2、3番の活躍で全米を驚愕(きょうがく)させた。

 特に初回はベッツ、大谷の連打にフリーマンが中前適時打で続いて、いきなり先制。専門サイトの「ドジャース・ネーションズ」のダグ・マケイン記者は自身のX(旧ツイッター)に「ドジャースの1、2、3番が特別なのは、彼らが最高のスラッガーでありながら、全員が非常にバランスの取れた打者であることだ。長打も出るだろうし、このようなイニングも見られるだろう」と投稿し、一発に頼るだけでなく、つないで得点した意義を強調した。

 ロサンゼルスタイムズ(電子版)も「大谷翔平とムーキー・ベッツが春の勝利でドジャースの力を披露」として、この日の快勝を報道。デーブ・ロバーツ監督の「上位3人を見れば、間違いなく力がある。一振りでダメージを与えられるし、きょうはチームを勢いづけてくれた」という賛辞を紹介した。

 ベッツは2018年、大谷は21、23年のア・リーグMVP、フリーマンは20年のナ・リーグMVP。今季のドジャースはオフに大谷が加わって形成したMVPトリオの活躍が期待されている。

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