鈴木誠也所属のカブス、ロス監督電撃解任 球団発表 前ブルワーズ監督が史上最高5年60億円で次期監督就任と米報道
鈴木誠也外野手が所属するカブスは6日(日本時間7日)、デービッド・ロス監督の解任を発表した。米スポーツサイト「ジ・アスレチック」など、複数のメディアによると、球団は次期監督として前ブルワーズ監督のクレイグ・カウンセル氏と5年4000万ドル(約60億円)で合意。1年平均800万ドル(約12億円)は監督では史上最高額になるという。
ロス氏は20年からカブスを指揮。コロナ禍により60試合の短縮シーズンとなった1年目こそ地区優勝を果たしたが、ポストシーズンは1回戦敗退。21、22年はいずれも負け越してプレーオフ進出を逃した。今季はシーズン最後までプレーオフ争いに加わったが、公式戦最終戦で望みが断たれた。通算戦績は262勝284敗。
次期監督の就任を報じられたカウンセル氏は15年から今季まで9シーズンにわたりブルワーズを率いて地区優勝3回、プレーオフ5回進出。今季は92勝を挙げて2年ぶりの地区優勝を果たしたが、ワイルドカード・シリーズで敗れている。通算戦績は707勝625敗。
同氏は千賀滉大投手が所属するメッツの監督候補に挙がっていたが、一部のメディアによると、カブスが1年平均800万ドル(約12億円)の条件を提示したのに対し、前所属球団のブルワーズは550万ドル(約8億2500万円)、メッツは700万ドル(約10億5000万円)だったという。




