大谷翔平にQO1年30・7億円提示の意向 エンゼルスGMが会見で残留熱望「ここは彼が愛する場所」

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスのペリー・ミナシアンGMが3日(日本時間4日)、オンライン会見を行い、今オフにFAになることが濃厚な同投手に1年2050万ドル(約30億7000万円)のクオリファイングオファー(QO)を提示する意向を示した。

 ミナシアンGMは大谷が右肘手術後初めてチームに合流したレギュラーシーズンの最終週に1対1で会話をしたことを明かし、「ここは彼が楽しんでプレーする場所であり、愛している場所だと信じている。ともに楽しい時間を過ごしたチームメートがここにいる」と残留を熱望した。

 また、FAになる選手に対して所属球団が提示できるクオリファイングオファーについて「提示すると言って間違いないと思う」と明言。さらに大谷が同オファーを拒否してFAになった後の交渉には「私たちはショウヘイ・オオタニを愛している。そのことは彼も知っている」と、争奪戦に参戦すること示唆した。大谷の今季年俸は3000万ドル(約45億円)。来季以降の契約は年俸総額5億ドル以上(約750億円)と予想されている。

 クオリファイングオファーは12年から始まったFAで選手を失う可能性がある球団に対する補償制度。金額は、その年の年俸上位125選手の平均額で、ワールドシリーズ終了後5日以内に提示され、選手側は1週間以内に受諾か否かを決定する。拒否した選手はFAになり、他球団へ移籍した場合、前所属球団は移籍先球団から翌年のドラフト上位指名権を譲渡される。

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