二刀流の大谷翔平が憧れるのは最強のオールラウンダー!?米メディアの質問に「見ててすごい」と絶賛した選手とは?

 セレモニーでタッチを交わす大谷(手前右)
 出場を終え、記者会見する大谷
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 「米大リーグ・オールスター、ア・リーグ2-3ナ・リーグ」(11日、シアトル)

 大谷翔平投手は試合中に行われた会見で、米メディアから「いろんな選手にインタビューして『大谷が一番すごい』と。逆に大谷選手が見てすごいと思う選手は?」と問われ、こう返答した。

 「きょうに限らずですけど、ベッツ選手はすごいなと。ショート守ったりライト守ったり。そういう高いレベルをオールラウンドでこなす選手はいない。見ててすごいなと思います」

 大谷が挙げたのはドジャースのムーキー・ベッツ内野手。今季は二塁で22試合、遊撃で16試合、右翼で66試合に出場している。一般的に内野と外野は大きく性質が違う。飛んでくるフライの質も違えば、守備位置が変わることで負担も大きくなる。

 その中で適応し、二塁と右翼では守備率10割(遊撃は・935)。3月に行われたWBCの決勝・米国戦前のスピーチで大谷が侍たちに向かって「憧れるのをやめましょう」と言って、名前を挙げた米国代表3人の中の1人がベッツだった。

 7日のドジャース戦ではチャレンジ中にベッツが大谷のもとへ歩み寄り、握手を求めるシーンもあった。「彼とは一度も話したことがなかったからね。あれが初めて話す人への僕のやり方なんだ」と明かしたベッツ。敬意を払って接しようとしたスタープレーヤーに対して、大谷も夢の舞台を終え最大限の賛辞で答えたのかも知れない。

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