大谷翔平は球宴初本塁打ならず ナ・リーグがディアスの逆転MVP2ランで11年ぶり勝利!千賀は登板機会なし

 4回、四球で出塁した大谷
 1回、空振り三振に倒れた大谷
 セレモニーで入場する大谷
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 「米大リーグ・オールスター、ア・リーグ2-3ナ・リーグ」(11日、シアトル)

 大谷翔平投手は「2番・DH」で先発出場したが、空振り三振、四球で自身初の球宴本塁打は来年以降に持ち越しとなった。メッツの千賀は登板機会がなく、試合はナ・リーグが逆転勝利を収めた。

 第1打席から大谷に向けて「come to Seattle(シアトルに来て!)」の大合唱がスタンドで鳴り響く異様な雰囲気に。「聞こえてましたけど、打席は打席で集中していました」とフルカウントまで持ち込んだが、最後は内角低めの変化球に空振り三振に倒れた。

 四回先頭の第2打席はフルカウントから高めの変化球を見極めての四球。悔やんだのは初球の変化球をファウルした場面だ。「2打席目の初球のカーブは惜しかった。打ったかなと思ったんですけど、曲がりが大きくてファウルになった」と大谷。「積極的に振って行く」と心に決めていたが、最後は高めの変化球をしっかりと見極めた。

 得点には結びつかなかったが、塁上で代わる代わる他球団の選手たちと言葉を交わした大谷。マーリンズのアラエズからは「お前の足が必要だ」と言葉をかけられたという。

 「今後、また選ばれたいなと思いますし、打ってみたいなと思います」と前を向いた大谷。試合は二回にア・リーグのディアスが先制アーチを放って主導権を握った。同点の六回には犠飛で1点を勝ち越した。

 しかしナ・リーグも1点を追う八回、ロッキーズのディアスが1点を追う八回、無死二塁から左翼に逆転2ランを放り込んだ。これにはナ・リーグベンチもお祭り騒ぎに。最終回はキンブレルが2死一、二塁のピンチを招くも無失点でしのぎ、2012年以来の白星を手にした。

 MVPには決勝弾のディアスが輝き、通算成績はナ・リーグの44勝47敗2分けとなった。

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