「エンゼルス－カブス」（６日、アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「２番・ＤＨ」で、カブスの鈴木誠也外野手が「４番・右翼」で出場することが発表された。両軍の対戦は１９年以来、４年ぶり。同じ９４年生まれの２人が初めてメジャーの試合で顔を合わせる。

　大谷はここまで投打同時出場１２試合を含む５９試合に出場し、打率・２７４、チーム最多の１５本塁打＆４１打点＆７盗塁をマーク。４日のアストロズ戦では決勝適時二塁打を放ち、チームの４連敗阻止に貢献した。２番で起用されるのは５月１４日のガーディアンズ戦以来、約１カ月ぶり。

　エンゼルスは、左足付け根を痛めて戦列復帰を離れていたレンドンが「４番・三塁」で復帰。打線の入れ替えに着手し、２番に大谷を、３番にトラウトを置き、休養のレンフローに代わってモニアックを右翼で起用した。

　カブスの鈴木は左わき腹痛で開幕こそ出遅れたが、５月１４日に復帰してからは打線の中軸を担い、ここまで４５試合に出場し、打率・２７３，６本塁打、１９打点をマーク。５月は１６、１７日には日本選手初の３打席連続本塁打を記録するなど、月間打率・３０８、同ＯＰＳ・９６８を残したが、６月に入って安打はなく、前日のパドレス戦でメジャー自己ワーストの４試合連続無安打を記録した。

▽カブスのラインアップ

１番・二塁　ホーナー　　打率・２８４　４本塁打　２６打点　ＯＰＳ・７３２

２番・遊撃　スワンソン　打率・２７６　６本塁打　２６打点　ＯＰＳ・８０４

３番・左翼　ハップ　　　打率・２６８　４本塁打　２３打点　ＯＰＳ・７８３

４番・右翼　鈴木　　　　打率・２７３　６本塁打　１９打点、ＯＰＳ・８１９

５番・捕手　ゴームズ　　打率・２７１　７本塁打　２０打点　ＯＰＳ・７５２

６番・ＤＨ　アマヤ　　　打率・３７５　１本塁打　４打点　ＯＰＳ１・０１３

７番・中堅　トークマン　打率・２９７　０本塁打　４打点　ＯＰＳ・７６２

８番・三塁　ウィズダム　打率・２０８　１４本塁打　２８打点　ＯＰＳ・７９９

９番・一塁　マービス　　打率・１７９　２本塁打　７打点　ＯＰＳ・５４１

　　投手　ウェスネスキー２勝２敗　防御率４・８１

▽エンゼルスのラインアップ

１番・左翼　ウォード　　打率・２４１　６本塁打　２２打点、ＯＰＳ・６６２

２番・ＤＨ　大谷　　　　打率・２７４　１５本塁打　４１打点　ＯＰＳ・８８５

３番・中堅　トラウト　　打率・２６４　１３本塁打　３２打点　ＯＰＳ・８４９

４番・三塁　レンドン　　打率・３０１、１本塁打、２０打点、ＯＰＳ・７８４

５番・捕手　タイス　　　打率・２８０　３本塁打　１３打点　ＯＰＳ・７８７

６番・二塁　ドルーリー　打率・２５４　１０本塁打　２９打点　ＯＰＳ・７９４

７番・一塁　ウルシェラ　打率・３１０　２本塁打　２４打点　ＯＰＳ・７２９

８番・右翼　モニアック　打率・３２７　４本塁打　７打点、ＯＰＳ１・０３４

９番・遊撃　レンヒーフォ打率・２２１　３本塁打　１７打点　ＯＰＳ・６２７

　　　投手　アンダーソン２勝１敗　防御率５・４７