エンゼルス・ネビン監督「ミスが試合を変えた」守乱から大量失点 6失点KOのサンドバル「自分にイラついた」
「アストロズ9-6エンゼルス」(3日、ヒューストン)
四回の守備のミスが満塁被弾につながる大量失点で同地区のライバルに3連敗。試合後に取材に応じたエンゼルスのネビン監督は、記録上は内野安打となった2つのゴロ打球に対する内野陣のボーンヘッドについて「あれで違う結果になった。四回のミスが試合を変えてしまった」と苦言を呈した。
四回に2本目の内野安打で点差が2に開き、なおも1死満塁の状況で72球の先発サンドバルが降板。代わったばかりウェブが4番ブレグマンに満塁弾を浴びた。裏目に出た継投策を「3巡目だったし、ブレグマンとサンドバルの対戦成績(打率・455)は一方的だったから」と説明。「ウェブはここまで素晴らしい投球をしていたし、走者を置いた場面でもアウトにしてきた。しかし、今日はうまくいかなかった」と険しい表情で話した。
4回途中6失点KOで5敗目(3勝)を喫したサンドバルは自身の投球について「正直、ベストの状態だと感じていた。登板間で投球フォームの修正ができた」と手ごたえを口にし、四回の守備の乱れは「不運な感じのプレーだった」と表現。フィールド上で見せた怒りを「自分にイラついた」と説明した。
前日の試合で「1番・投手」で投打同出場した大谷はこの日も1番で起用され、疲れ知らずの4安打固め打ち。初回に2戦11打席ぶりとなる中前打を放つと、1点ビハインドの三回1死一塁の打席は右中間へ適時三塁打で同点とする。5点を追う七回1死一、二塁の好機に左越え適時二塁打で2打点目をマークした。今季3度目のサイクル安打リーチで、自身2度目の偉業まで本塁打を残した九回の第5打席は右前打で出塁。6点目のホームを踏んだが、逆転にはつながらなかった。





