藤浪の英語スピーチに現地記者「感動」「90点」 歴代日本人メジャーリーガーでナンバーワン
阪神からポスティングシステムを使ってアスレチックスと1年契約を結んだ藤浪晋太郎投手(28)が17日(日本時間18日)、本拠地オークランドの球団事務所で入団会見を行った。流暢(ちょう)な英語でスピーチし、拍手喝采を受けた右腕。米国で暮らすデイリースポーツの現地記者も、その英語力を絶賛した。
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正直、驚いた。藤浪が入団会見で披露した英語のスピーチ。話すテンポも軽快で、「r」の発音やイントネーション(抑揚)に日本人独特の癖がない。みんなを笑顔にした85秒。文章の構成には感動すら覚えた。これまで何人もの日本人メジャーリーガーの入団会見を取材してきたが、質、量ともに藤浪を越える選手は記憶にない。聞けば中学生の時に英検準2級に合格していたとか。採点するなら90点。“カンペ”がなければ満点だった。(MLB担当・小林信行)





