メッツ千賀 “ライアンナンバー34”に「興奮」NYで入団会見 ダルの助言も明かす
ソフトバンクから海外FA権を行使して米大リーグのメッツに移籍した千賀滉大投手(29)が19日、ニューヨークの本拠地球場で記者会見し「素晴らしいチームに入ることができ、幸せで興奮している」と英語で語った。背番号はファン投票により、球団OBの“レジェンド”ノーラン・ライアン氏が入団1年目に付けていた「34」に決まった。
青いストライプのユニホームに袖を通すと千賀は誇らしげに胸を張った。「興奮している。このユニホームを着られて、すごくテンションが上がっている」。無数のカメラのフラッシュを浴び、満面に笑みを浮かべた。
偉大な番号を背負う。40番や46番の候補もあった中、ツイッターの投票で最も支持を集めたのが34番。通算最多奪三振5741のメジャー記録を持つ球団OBのライアン氏が付け、のちに“代名詞”となった番号だ。右腕は「ファンの方に選んでもらったので、早く自分の番号にできるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。
メッツ入団の決め手には「シャーザーやバーランダーの存在が大きかった」と、メジャー屈指の両投手の名前を挙げた。「いろんな話を聞きながら、米国で成功できるように一生懸命頑張る」と決意を語った。
パドレス・ダルビッシュから助言を受けていたことも明かした。「何年も前からアドバイスをもらい、刺激を受けていた。話を聞くたびに米国でやりたいという気持ちが強くなった」。日本で実績を積み重ね、5年総額7500万ドル(約102億7500万円)というビッグマネーで新天地に飛び込む。
エプラーGMは「彼は多くの経験を積み、勝つために何が必要かを知っている。チームを優勝に導ける投手」と大きな期待を口にした。それでも千賀に慢心はない。「まだまだ完成したとは思っていない。どんどんレベルアップするためにこの球団を選んだ」と一層の飛躍を期した。
◇千賀 滉大(せんが・こうだい)1993年1月30日生まれ、29歳。愛知県出身。186センチ、92キロ。右投げ左打ち。投手。蒲郡から2010年度育成ドラフト4位でソフトバンク入団。プロ2年目の12年4月に支配下登録。最多勝(20年)、最優秀防御率(20年)、最高勝率(17年)、最多奪三振(19、20年)。17年WBC、21年東京五輪日本代表。



