MLB、投球間の時間制限導入へ 試合短縮へ新ルール
【ロサンゼルス共同】米大リーグ機構(MLB)が来季から投手の投球間に時間制限を設ける「ピッチクロック」などの新ルールを導入すると、AP通信が8日に報じた。試合時間の短縮などが狙いで、9日にも発表される見込み。塁間に3人を置くなどの極端な守備シフトも制限される。
新ルールでは投手は走者なしなら15秒以内、走者がいる場合は20秒以内に投げることが求められ、制限時間を超えれば1ボールが増える。打者は残り8秒の時点で投手との勝負に集中しなければならず、違反すると1ストライクが加算される。けん制の回数も制限され、3度目は成功しなければボークが宣告される。