ヤンキース、大谷翔平ではなく、モンタスら3投手を獲得 トレード2件を正式発表

 米大リーグ、ヤンキースは1日(日本時間2日)、2件のトレードを成立させ、アスレチックスからエース右腕モンタス、抑え右腕トリビーノ両投手を、カブスから中継ぎ右腕エフロス投手を獲得したことを正式発表した。

 貯金35でア・リーグ最高勝率を誇るヤンキースが09年以来、13年ぶりの覇権奪回への意欲を見せた。先発陣の補強として昨年からトレード移籍のうわさが絶えなかったアスレチックスのモンタスの獲得に成功。同投手はア・リーグ最低勝率のチームにあって4勝9敗と勝ち星に恵まれていないが、防御率3・18と安定しており、広背筋痛で負傷者リスト入りしているセベリーノに代わる先発の柱として期待できる。

 ヤンキースはモンタスとあわせ、昨季と今季で32セーブを挙げている抑えのトリビーノも獲得。2投手との引き換えに球団の若手有望株の3投手と内野手、計4人を放出した。

 また、カブスとは有望マイナー投手1人との交換でリリーフのエフロスを獲得。メジャー2年目の右腕はここまで47試合、1勝4敗1セーブ、防御率2・66。シンカーとスライダーを武器に44イニングで50三振を記録している。

 42本塁打、91打点で二冠を独走する主砲ジャッジを核とするヤンキースの打線はメジャー最多本塁打、リーグトップのOPSをマーク。エンゼルスの大谷の獲得に動いているとのうわさが流れるなか、7月27日には層が薄い外野陣を強化するためロイヤルズの巧打者ベニンテンディを有望株3人とトレードするなど、適材適所の補強を進めている。

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