大谷に奇策“外野手4人シフト” 敵将「単打OK。外野の間を抜かせないため」
「エンゼルス3-4ブルージェイズ」(27日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が前日に発症した腰の張りのため、スタメンを外れた。1点を追う九回2死から代打で途中出場したが、空振り三振で最後の打者となった。チームは3連敗を喫した。
「スターウォーズ・ナイト」と題した人気の恒例イベント。先着2万5000人に配布されるオビ=ワン・ケノービに扮した大谷の首振り人形を求め、チケット完売4万4641人が詰まった本拠地が沸いたのは1点を追う九回だ。
投打同時出場した前日の登板で腰の張りを発症。2日のホワイトソックス戦以来、23試合ぶりのベンチスタートとなった背番号「17」がネクストバッターズサークルに姿を見せると、本拠地のスタンドが総立ちで歓喜した。
声援、拍手、MVPコール。逆転勝利を信じる地元ファンの期待を背負って打席に入った大谷は、守護神ロマノに対し、カウント2-1から2つのファウルで粘りを見せる。しかし、最後は高めに外れるボール気味の155キロ直球を空振り。フィールドがため息に包まれた。
昨季はメジャー3位の46本塁打を放ち、満票でMVPを獲得したスラッガーを封じるためにブルージェイズは外野手を4人する奇策に出た。大谷の打席に入る直前に二塁手のエスピナルがライトフィールドの方へ走り、右翼線際を固める。それに伴い、正右翼手のヘルナンデスは右中間へ移動した。
エンゼルスではMVP3回の主砲トラウトにも用いた外野手4人シフト。敵将モントーヨ監督は「彼はすごくいい打者だから二塁打を打つ可能性がある。単打はOK。外野の間を抜かせないためだ」と説明。右翼線際を守ったエスピナルも「長打にさせないため。右方向へのラインドライブの打球でも二塁打にならず、一塁で止めることができる」。メジャー屈指のパワーヒッター、リゾーやギャロ(いずれもヤンキース)、通算2042安打&333本塁打のボットー(レッズ)にも用いることを明かした。




