大谷、日本選手最速100号 459試合目!松井秀、イチロー抜いた

 5回、メジャー通算100本塁打となる2ランを放つエンゼルスの大谷翔平(共同)
 メジャー通算100本塁打となる2ランを放ち祝福される大谷(17)=共同
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 「アスレチックス4-3エンゼルス、ダブルヘッダー第1戦」

 「アスレチックス1-9エンゼルス、ダブルヘッダー第2戦」(14日、オークランド)

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(27)が14日(日本時間15日)、オークランドで行われたアスレチックスとのダブルヘッダー第2試合でメジャー通算100本塁打を達成した。日本選手では松井秀喜、イチローに続く3人目の大台到達。出場459試合目(投手のみでの出場も含む)は、松井秀の636試合を抜いて最速となった。

 白球は左中間フェンスを、余裕を持って越えた。エンゼルスの大谷はメジャー通算100本塁打を喜びながら「シーズン初めなので、もっともっと打てるように頑張りたい」と通過点と捉えた。

 五回無死二塁、初球のシンカーだった。息を吐き出しつつ、力強く押し込む。会心の当たりに悠然とダイヤモンドを回った。打者での出場に限ればわずか444試合目で「長打を期待されていると思うので、そういう意味では大きい」と晴れやかな表情で言った。

 大リーグ公式サイトによると100本塁打と250奪三振の達成はベーブ・ルース以来。またも伝説の選手に肩を並べ「手術とかもあったけど、ここまで数多く出られて、ここまで来られて良かった」と殊勝に語った。

 ダブルヘッダーで、第1試合の五回は右翼ポール際へきわどいファウルを放った後、欲張らずに左前へ流し打った。2安打と活躍し、第2試合までの合間には無人のグラウンドで、水原通訳とキャッチボールに励んだ。

 誰もが休みたいであろう時間帯も「二刀流」の調整をこなす。日本ハム時代には、遠征に運んだ大きめのスーツケースの中身がサプリメントとプロテインだけだったことも。無尽蔵のスタミナ、体の強さは徹底的な栄養管理のたまものだ。

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