大谷が粘投6回1失点&5戦連続H 「フレッシュな状態ではない」も20連戦最終戦二刀流出場

 試合後に肩肘を冷やしながら取材に応じる大谷(撮影・小林信行)
 気迫の投球で6回1失点の大谷(共同)
 4回、一塁内野安打を放つ大谷(共同)
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 「エンゼルス2-4レイズ」(11日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は11日(日本時間12日)、アナハイムでのレイズ戦に「3番・投手」で先発し、6回2安打1失点で勝敗はつかず、今季4勝目を手にできなかった。打者では4打数1安打でメジャー通算100号はお預け。チームは延長十回、2-4で敗れた。

 4月22日から始まった今季最長20連戦。最終戦のマウンドを託されたエンゼルスの大谷は、疲労の限界を感じながらも懸命に腕を振った。

 「体的にもフレッシュな状態ではない。投げ続けていれば、必ずあること。その中で勝ちきれる投球をしたかった。踏ん張りどころかなと思いながら投げていました」

 中5日。六回の最速は平均より6キロ遅い150キロ。「球速的にも、そんなに調子がいい感じではなかった。その割には粘れた」。二回にソロ弾を浴びたが、肘の角度や投球のタイミングを変える工夫で、6回1失点。先発の責任を果たした。

 今季6度目の投打同時出場。打者では0-1の四回に、内野安打で連続安打試合を「5」に伸ばした。今季5盗塁目となる二盗も成功させた。

 1日に張りを感じた股関節はまだ完治していない。「どうしようか迷いましたけど、8割ぐらい(の力)で走っても95%以上セーフになる感覚があった」。大胆かつ冷静にプレーした。

 勝負に徹しながらも、他人を思う心はこの日も忘れなかった。味方捕手が負傷すると素早く駆け寄り、体に触れた。巧打を披露したレ軍のフィリップスには「ナイススイング!」と声を掛けた。

 チームは延長戦で敗れたが、20戦13勝で地区首位の座を守った。「これからも連戦が多い。体調管理をしっかりしながらなるべく多く出れるようにしたい」。大谷が投打の柱としてチームを支え続けていく。

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