MLB労使交渉 16時間協議も決着せず 期限を日本時間2日午前7時に延長

 米大リーグ機構(MLB)と選手会による労使交渉が現地時間2月28日午前から3月1日未明までフロリダ州ジュピターで行われたが、決着しなかった。MLBは選手会に対し、2月中に合意できなければ、開幕延期と短縮シーズンの実施を通達していたが、期限を米東部時間1日午後5時(日本時間2日午前7時)に延長した。

 断続的に約16時間にわたって行われた協議では主要争点の一つ、プレーオフ出場球団数を昨季の10から12に増やすことで合意。課徴金(ぜいたく税)の総年俸基準額や最低保証年俸などは依然として両者に開きがあるが、機構は「合意に向けあらゆる可能な手段を尽くしたい」と譲歩する姿勢を強調した。

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