現役メジャー選手が薬物使用 スカッグス氏急死裁判で4選手が衝撃証言
エンゼルスの元投手タイラー・スカッグス氏が19年に薬物などの過剰摂取により急逝した事件を巡り、同球団の元職員エリク・ケイ氏の責任を問う裁判で、マット・ハービー投手(オリオールズからFA)、C・J・クローン内野手(ロッキーズ)ら現役4選手がケイ氏から医療用麻薬の提供を受けたと証言した。米スポーツサイト「アスレチック」などが15日、伝えた。
同サイトによると、ハービーはスカッグス氏と同様に、ケイ被告から鎮痛剤で半合成麻薬のオキシコドンを受け取り、使用していたことだけではなく、コカインを常習していたことも告白した。
さらに、19年に独自で入手したオキシコドンを含む鎮痛剤パーコセットを複数回にわたり、登板前の同氏に提供。2人で本拠地エンゼルスタジアムのクラブハウスやベンチで服用したこともあったと明かした。
他の3人もケイ被告からの薬物提供を認めた。4選手の証言は同被告の薬物提供の裏付けだけではなく、米球界の薬物まん延をほのめかす内容だった。今後は労使紛争でロックアウト中の米大リーグ機構の対応が注目される。
スカッグス氏は19年に遠征先のホテルで医療用麻薬とアルコールを摂取後、吐しゃ物で窒息死した。裁判は死につながった薬物の提供元がケイ氏だったかが争点となっている。



