MLBコミッショナー、労使交渉難航も3・31開幕に自信 完全DH制などに合意

 米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーが10日(日本時間11日)、選手会との労使紛争により懸念されている3月31日の開幕に自信を見せた。米紙USAトゥデーなど、複数のメディアが伝えた。

 昨年12月以降、ロックアウト(オーナー陣による球団施設封鎖など)が続くなか、フロリダ州オーランドで行われたオーナー会議を終えて会見に臨んだ同コミッショナーは「私は楽観主義者。開幕までに両者が合意すると信じている」と話した。

 双方の要求に大きな隔たりがあるため、MLB側は連邦調停局に仲裁を依頼することを申し出たが、選手会側が拒否。同コミッショナーは1日を最後に行われていない交渉を12日に再開すると発表し、「前進できる誠意ある良い案を出すつもりだ」と、譲歩の姿勢を示唆。選手会が提示した両リーグDH制導入やFA移籍によるドラフト指名権補償の撤廃などの案に同意する考えを明かした。また、延期が確実視されている16日開始予定のキャンプの日程については現時点で変更はないと語ったという。

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