MLB200勝左腕レスター、現役引退表明 米報道 血液がん克服し数々の偉業

 メジャー通算200勝を挙げ、レッドソックスとカブスで3度の世界一に貢献したジョン・レスター投手(38)が12日、米スポーツ専門局ESPN電子版の取材に応じ、現役引退を表明した。

 02年ドラフト2巡目でレッドソックスに入団したレスターは06年6月にメジャーデビューを果たすも2カ月後に血液がんの一種、未分化大細胞リンパ腫と診断され、戦線離脱。抗がん剤による治療をへて07年7月に復帰し、ワールドシリーズで勝利投手になるなどの活躍を見せた。

 08年以降はチームのエースとして4年連続15勝をマークし、13年には自身2度目のチャンピオンリングを獲得。16シーズンで11度の2桁勝利を記録し、カブスに在籍した16年には球団108年ぶり108年ぶりのシリーズ制覇の立役者となった。

 メジャー通算成績は452登板、200勝117敗、防御率3・66。昨季はナショナルズとカージナルスで投げ、7勝を挙げた。最多勝1回、球宴5回。ポストシーズンに強く、26登板で9勝、防御率2・51の成績を残した。人望が厚く、日本選手では松坂やダルビッシュらとチームメートだった。

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