大谷翔平、1886年創刊メディアのMVP受賞「ベーブ・ルースとの比較は終わりだ」

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が28日(日本時間29日)、1886年創刊の総合スポーツメディア、スポーティング・ニューズの両リーグMVPに相当する「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。元巨人のアドリス・ガルシア外野手(レンジャーズ)がア・リーグ新人王に、ゲーブ・キャプラー監督(ジャイアンツ)がナ・リーグ最優秀監督に選出された。

 大谷は4年目の今季、投打同時出場20試合を含む158試合に出場し、打者ではメジャー3位の46本塁打、100打点、26盗塁を、投手では23登板で9勝2敗、防御率3・18、156奪三振を記録した。負傷者リストに1度も入ることなく、長いシーズンを完走した。

 この日、受賞者を発表したスポーティング・-によると、大谷はアンケートに応じた現役メジャー184選手のうち56%の票を集めた。総評では「走者としてもエリートクラスのスピードがあり、大リーグ史上、類を見ない才能を兼ね備えている。ベーブ・ルースとの比較はこれで終わりにすべきだ。ルースは2021年の大谷のようなシーズンは一度もなかったのだから」と絶賛した。

▽スポーティング・ニューズの各賞は以下のとおり。

「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(MVP)」大谷翔平(エンゼルス)

「ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)」

ア・リーグ アドリス・ガルシア(レンジャーズ)

ナ・リーグ ジョナサン・インディア(レッズ)

「カムバックプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(カムバック賞)」

ア・リーグ トレイ・マンシーニ(オリオールズ)

ナ・リーグ バスター・ポージー(ジャイアンツ)

「マネジャー・オブ・ザ・イヤー(最優秀監督)

ア・リーグ ケビン・キャッシュ(レイズ)

ナ・リーグ ゲーブ・キャプラー(ジャイアンツ)

「エグゼクティブ・オブ・ザ・イヤー(最優秀球団フロント)」

ファーハン・ザイディ(ジャイアンツ)

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