大谷の残り試合登板なし 指揮官が改めて力説「やさしい決断。反論したい人は…」

 オンライン会見で大谷について話すマドン監督
 レンジャーズ戦の1回、先制三塁打を放ち二塁を回るエンゼルス・大谷(共同)
 レンジャーズ戦の1回、右への先制三塁打を放つエンゼルス・大谷(共同)
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 「レンジャーズ7-6エンゼルス」(30日、アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「2番・指名打者」で出場し、5打数2安打1打点だった。2戦連続、今季40度目のマルチ安打で打率を・259とした。初回に適時三塁打を放ち、ア・リーグ単独トップの8本目の三塁打、さらに、シーズン99打点で日本選手では07年の松井秀喜(ヤンキース)以来、14年ぶりの大台にあと1とした。チームは5点のリードを守り切れず、逆転負けを喫した。

 本塁打王争いはペレス(ロイヤルズ)を3本差で追う展開。この日を含め、8試合連続ノーアーチとなり、残り3試合を考えると厳しい状況だが、直近8試合は打率・304(23打数7安打、14四球)、1二塁打、3三塁打、9打点と調子は上向き。試合後のマドン監督は「四球を受け入れ始めてから、確実に良くなっている。バランスが良くなったことでまた打球がレフト方向へ飛ぶようになっている」と評価。

 この日最後の打席となった九回に放った飛距離112メートルの左飛を「非常に惜しかった」と残念がりながら「バランスが良くなっている。センターから左側のフィールドへ打つようになっている。(次の遠征地)シアトルでもこの打撃を見られると思う」と期待した。

 指揮官は前日の会見で大谷が今季残り試合に登板しないと発表。中6日の登板間隔で最終戦となる3日(日本時間4日)の試合で投げる可能性があり、あと1勝に迫っていた、1918年のベーブ・ルース以来の偉業「2桁勝利&2桁本塁打」が注目されていたが、一夜明けたこの日の試合前の会見で「正しい判断だったと思う。私にとってはやさしい決断、難しいことは何もなかった。昨日の話し合いの中で私は彼の考えを全面的に支持すると言った」とマドン監督。「10勝目を理由に私がもう1試合彼に投げさせることも考えられるだろう。彼の立場を考えてそうしたいと思うかもしれないが、彼はこれからも打者として出場し続ける。今回のことに反論したがっている人はすべてを考慮していない。それが私の意見だ」と力説した。

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