大谷翔平 第1打席は弾丸&激走タイムリー三塁打 ベースから足離れるも落球でセーフ
「エンゼルス-マリナーズ」(25日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「2番・指名打者」で出場し、初回の第1打席でタイムリー三塁打を放った。
1番のマーシュがヒットで出塁。無死一塁で打席に入った大谷は、カウント0-2から内角のボールをスイング。角度は上がらず本塁打にはならなかったものの、鋭い打球がライトを襲い、バウンドしたボールはフェンスまで到達した。
マーシュが生還し、大谷は三塁に到達。スライディングでスピードを止めきれずに、一度、三塁から足が離れてしまったが、相手選手がタッチ時にボールを落としたためセーフになった。
打球速度は約164キロだった。本塁打以外の長打は8月12日のブルージェイズ戦以来、38試合ぶり。今季6本目の三塁打となった。打点が1つ増えて96になった。
前日の試合は2つの申告敬遠を含む1試合4四球だった。前カードのアストロズ戦は23日に4四球、24日に3四球を記録しており、3試合で11四球は2016年のハーパー(フィリーズ、当時ナショナルズ)に並ぶメジャー最多記録だ。
本塁打王争いは46本でトップに立っているゲレロ(ブルージェイズ)とペレス(ロイヤルズ)を1本差で追う展開。この日を含めて残り試合は8試合となっている。