大谷、2番でトップタイ45号に期待 し烈なタイトル争い 公式サイト「必見」

 「ホワイトソックス-エンゼルス」(14日、シカゴ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「2番・指名打者」で出場することが発表された。

 大谷はここまで打者で136試合(代打9試合)に出場し、打率・259、メジャー2位の44本塁打、ア・リーグ8位タイの94打点、同4位タイの23盗塁をマーク。前戦12日のアストロズ戦は八回に右前打を放ち、4戦連続安打とした。前日は試合がなく、遠征先でリフレッシュした。

 大谷は投打同時出場した10日に44号を放った後は2戦連続不発。その間にブルージェイズのゲレロが2戦連発、直近15試合8発を記録。6月29日以来、78日ぶりにキングの座を奪われた。

 42本塁打で3位につけているロイヤルズの捕手ペレスらを含むし烈なタイトル争い。大リーグ公式サイトはこの日、「必見の8つのタイトル争い」と題した特集記事を掲載。1つ目は「ゲレロは3冠を獲得できるか?」とし、現在、首位打者(打率・318)と本塁打王の2冠の22歳スラッガーが、103打点でトップと4差に迫っており、快挙の可能性を伝えた。

 2番目に挙げたのが「本塁打王争い」だ。同サイトは「オオタニはゲレロの3冠阻止のために最善を尽くしている。100イニング以上投げた選手がこれほど多くホームランを打った歴史はなく、オオタニの44本塁打はあり得ないことだ。二刀流で29本打ったベーブ・ルースを凌駕している」と伝えた。

▽エンゼルスのラインアップ

1番・二塁 フレッチャー 打率・279、2本塁打、43打点

2番・DH 大谷     打率・259、44本塁打、94打点

3番・左翼 ゴセリン   打率・270、5本塁打、38打点

4番・一塁 ウォルシュ  打率・272、26本塁打、82打点

5番・遊撃 レンヒフォ  打率・176、4本塁打、10打点

6番・三塁 メイフィールド打率・202、9本塁打、24打点

7番・中堅 マーシュ   打率・256、1本塁打、14打点

8番・捕手 スタッシ   打率・256、11本塁打、30打点

9番・右翼 ラガレス   打率・234、6本塁打、34打点

   投手 ノートン   0勝1敗、防御率2・57

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