筒香、4番でド軍守護神からまた二塁打 新天地初スタメンで存在感 チームは4敗戦

 「ドジャース4-3パイレーツ」(17日、ロサンゼルス)

 パイレーツの筒香嘉智内野手(29)が「4番・一塁」で出場し、4打数1安打だった。前日は代打で二塁打を放っており、2戦連続安打で打率を・167とした。チームは4連敗。

 ドジャースでプレーした5月28日のジャイアンツ戦以来、約3カ月ぶりのスタメン出場。前日の試合に代打で二塁打を放っている筒香はメジャー154勝左腕プライスに対し、二回の第1打席はワンボールから内寄り146キロシンカーを打って詰まり気味の左飛だった。

 1点ビハインドの四回無死二塁の得点機は右飛。初球、外角低めのボール気味のシンカーをストライクと判定された後、ほぼ真ん中の142キロカットボールを捉えたが、右中間方向への飛球だった。

 2-4の六回は先頭で2番手右腕クネベルに一ゴロ。カウント1-2と追い込まれた後、3球連続ファウルで粘りを見せたが、7球目、真ん中の154キロ直球を捉え切ることはできなかった。

 2点を追う九回は先頭で前日の試合で左翼線二塁打を放っている守護神ジャンセンと対じ。ワンボールから外角高め145キロカットボールを空振り、外角高めカットボールをファウルにして追い込まれた後、外角低めに落ちるスライダーにバットを止めてカウント2-2。5球目外角低めのカットボールを鋭く振り抜き、左翼線を破る打球を放った。マウンド上のジャンセンは両手を広げて「なぜだ?」という表情を見せた。

 筒香の一打で反撃のきっかけをつかんだパイレーツは1死からポランコが四球を選んで好機を拡大すると、代打モランの中前適時打で筒香が生還。なおも1死一、二塁としたが、後続にあと1本が出ず、連敗を阻止することはできなかった。

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