大谷翔平「今日のMVP。素晴らしい積極的走塁」6勝目援護の同僚称える

 「レンジャーズ1-2エンゼルス」(4日、アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「2番・投手」で投打同時出場し、6回4安打1失点で6勝目を挙げた。2戦連続無四球、奪三振6で防御率2・93。86球を投げてストライク59球、最速は159・6キロだった。打者では3打数無安打で打率を・272とした。チームは連勝で勝率5割に復帰した。

 2登板連続無四球で今季初の2登板連続勝利。4戦連続クオリティースタート(6回以上、3自責以下)を達成した大谷は「球数はいい感じでいってたんですけど、最後にもう1回投げられれば一番良かったなという感じかなと思います」と、六回の失点に悔しさをにじませた。

 7月以降は4登板、26イニングでわずか1四球と制球が安定している。しかし、大谷は「その分、ヒットは出てるのでその差し引きかなとは思います」と冷静に分析。「ゾーンにどんどん攻めてるので、その結果、フォアボールは少ないですけど、ヒットになる確率は多少上がってるかなという印象かなと思います」と話した。

 試合は、三回1死一、二塁の自身の打席で相手投手が暴投し、二塁走者レガレスが一気に生還した。先制点を援護してもらった大谷は「今日のMVPじゃないかなと僕は思ってるので、そのぐらい素晴らしい積極的な走塁だったなと思います」と、同僚の果敢なプレーを称えた。

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