大谷翔平、球宴疲れの声に「たくさん寝てスッキリ」「結果の割によいスイング」
「アスレチックス4-1エンゼルス」(19日、オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で、後半戦初、今季11度目の投打同時出場。6回96球を投げて3安打無失点、4連続を含む8三振を奪う好投も、打線の援護なくメジャー自己最多の5勝目はお預けとなった。打撃では4打数1安打だった。
見せ場は三回2死一塁で迎えた第2打席。時速187キロの弾丸ライナーで中堅手の頭上を超える二塁打を放ったが、一走フレッチャーが本塁でアウト。自らを援護する先制打とはならなかった。
降板後はそのまま七回から右翼の守備に入った。外野の守備に入るのは6月10日のダイヤモンドバックス戦以来5度目。2番手シーシェクが3ランを浴びて迎えた八回、2死一塁の場面では三飛に倒れた。この回限りでベンチに退いた。
後半戦は4試合17打数4安打。周囲からは疲労やホームランダービーの影響によるスイングの問題を指摘する声も上がる。
大谷は疲れに関しては「体の重さみたいなのは、特にはなかったですかね」と話し、「オールスターが終わったあとの2日間は十分に休めましたし、たくさん寝てスッキリして後半戦に臨めているかなと思います」と話した。
また、ホームランダービーの影響についても「感じてはいないですかね。感覚的には紙一重の打席が多いので結果の割りにはよいスイングができている方かなと思います」と手応えを口にした。
この日は本塁打2位、打点トップのゲレロ(ブルージェイズ)も数字を伸ばせず、大谷はメジャートップの本塁打数は3差、同2位の打点は4差のままとなった。