大谷翔平、適時二塁打で逆転演出 直後に投壊2桁失点5連敗

レイズ戦の3回、適時二塁打を放つエンゼルス・大谷=セントピーターズバーグ(共同)
レイズ戦の3回、適時二塁打を放ち一塁へ向かうエンゼルス・大谷=セントピーターズバーグ(共同)
レイズ戦の3回、適時二塁打を放ったエンゼルス・大谷=セントピーターズバーグ(共同)
3枚

 「レイズ13-3エンゼルス」(26日、セントピーターズバーグ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「1番・指名打者」で出場し、3打数1安打1打点、1四球。三回に一度は逆転を演出する右翼線適時二塁打を放つなどして打率を・270とした。チームは投手陣がリードを守り切れず、今季ワーストタイの5連敗。借金は4となった。

 2戦連続1番で出場。前日の初回にドーム球場天井近くの通路を直撃する自身初の先頭打者弾を放った大谷の初回の打席は二ゴロ。5月4日の対戦で左飛、中飛に封じられた左腕マクラナハンの初球、156キロ直球を打ったが、ゴロ打球は野手の正面だった。

 リベンジの一打は2点を追う三回。無死一、三塁の好機にカウント2-1から146キロの外角低めスライダーをバットの先でとらえる。大きく弾んだ打球は一塁手の頭上を越え、右翼線際を転々。三塁走者をホームへ迎え入れ、自らは二塁を陥れた。1死二、三塁から4番レンドンの2点適時打でホームイン。逆転を演出した。

 四回2死走者なしの第3打席は捕邪飛。カウント1-1から146キロ外角スライダーを打ち上げた。

 ここまで4連敗のエンゼルス。1点リードの四回から投壊が始まる。先発カッブが4長短打で4点を失い、再逆転を許すと、五回以降はリリーフ陣も失点を繰り返す。七回を終わって3-13。5月8日のドジャース戦以来となる2桁失点で大敗した。

 大谷は七回2死から四球で出塁。2番手右腕ラスマッセンにカウント2-2と追い込まれながらバックドアスライダーをしっかり見極めて一塁へ歩いたが、チームに反撃する力は残っていなかった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス