大谷翔平、「父の日」仕様で3戦連発23号 自己最多でキングに並ぶ MVPコール
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「エンゼルス-タイガース」(20日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場し、2点を追う五回に今季2度目の3戦連発となる23号2ランを放った。日本ハム時代の16年、メジャー1年目の18年に記録した22本を上回る自己最多本塁打でメジャートップのゲレロ(ブルージェイズ)に並んでみせた。
2点ビハインドの五回1死二塁の好機。ここまで2打席連続三振を喫していた右腕マイズに対し、大谷はカウント1-2と追い込まれながら低めのスプリットをすくい上げるようにスイング。時速167キロ、126メートルの打球が低い軌道を描いて中堅フェンスをぎりぎりに超えた。
同点に追いつく会心の一撃。右手こぶしを突き上げながらベースをまわる大谷にスタンドからはMVPコールの合唱が起こった。
「父の日」のデーゲーム。大谷は左胸に水色のリボンがついたユニホームを着用。水色のスパイクとバット、水色をあしらった手袋で父親への感謝を表現し、打席に立った。5月16~18日に続く今季2度目、通算4度目の3戦連発。直近6戦6発で量産態勢に入っている。