大谷翔平、20号&21号 キングと1差に 2年ぶり4度目の1試合2発
「エンゼルス-タイガース」(18日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)が1試合2本塁打を記録した。「2番・指名打者」で出場。九回にこの日2本目となる本塁打を放った。
10-2で迎えた八回は2死無走者でヒメネスと対戦。甘く入ったチェンジアップを見逃さず捉えた打球は、5月14日のレッドソックス戦以来となる逆方向の左越えダメ押し弾。飛距離124メートル、打球速度175キロだった。
3-0でリードして迎えた五回1死一塁にはこの日の1本目を放った。タイガース先発の右腕・ウレーニャから20号本塁打。打球速度183キロ、自己最低角度18度という超低空飛行ながら、失速せずに弾丸ライナーでオーバーフェンス。飛距離は122メートルの右越え2ランだった。
大谷の20号超えはメジャー1年目の2018年以来3年ぶり。1試合2本塁打は19年6月30日のアスレチックス戦以来2年ぶり4度目。メジャートップのゲレロ(ブルージェイズ)、タティス(パドレス)に1差とした。
試合前にはオールスター戦(13日、デンバー)前日に開催される本塁打競争への出場を表明。日本ハム時代の16年の球宴で優勝している大谷は会見で「もちろん、出るからには目指したいなとは思ってます」と、日米球宴制覇に意欲を見せた。