大谷は6回1失点の力投 3勝目の権利手に降板 打者では2四球、20号はお預け

タイガース戦の1回を投げ終え、捕手スズキと話すエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
タイガース戦の3回、一ゴロに倒れたエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
タイガース戦の3回、一ゴロに倒れたエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルスータイガース」(17日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・投手」で出場。6回5安打1失点、3勝目の権利を手に降板となった。交代後はベンチに退いた。

 立ち上がりは1死一、二塁のピンチを背負ったが、3冠王の実績があるカブレラを155キロで三振に仕留めるなど、無失点。二回は三塁打を狙った相手走者を中継プレーでアウトになると、思わずガッツポーズを作った。

 入場制限がなくなり多くのファンが詰め掛けた一戦で、気迫あふれる投球を展開。四回の守りではセーフティーバントで転がったゴロに、ダイビングキャッチも試みた。惜しくもアウトにはならなかったが、観客から大きな拍手も起こった。

 六回にスコープにソロ被弾したが、6回5安打1失点の好投。78球で交代となったが、ピンチで2度の併殺を奪うなど、粘り強くリードを守った。最速は158キロだった。

 3戦連発が期待された打者としては六回まで四球、一ゴロ、四球。20号到達はお預けとなった。

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